アラキドン酸のサプリとは?

2012年、厚生労働省によりアラキドン酸サプリメントの安全性が改めて確認されました。アラキドン酸とは母乳や卵の黄身、魚の脂に含まれている脂肪酸で、サプリメントとしても市販化されています。 ただ、アラキドン酸という言葉は多くの人にとって聞き慣れない栄養素だと思います。どういった効果があり、サプリメントの摂取で何が期待できるのでしょうか?

■アラキドン酸は頭にいい
アラキドン酸の主な効果を考える場合、市販されているアラキドン酸のサプリメントを丁寧に眺めてみると分かりやすいです。多くの商品が高齢者を意識したパッケージ作り、広告展開になっています。

「アラキドン酸は加齢とともに衰えていく頭のきれや冴えを改善してくれる栄養素」と宣伝されている点を見れば、何となく期待できる効果も分かるのではないでしょうか? 実際、大手の食品メーカーと大学が共同で行なった研究により、高年者の認知応答が改善した加齢に伴い狂い始める体内時計を正常にする効果が認められたというデータが出たと言います。年齢を重ねるごとに頭の働きは低下し、体内時計のリズムも狂い始めてしまうのですが、その老化現象を軽くしてくれる効果がアラキドン酸にはあると、実験によって証明されたのです。

■昔のような元気や冴えが衰えてきたと思ったら・・・
ただ、残念ながらアラキドン酸は体の中では作れません。食品から摂るしかないのですが、含まれている食品も限りがあるので、サプリメントのような補助食品で補給したあげる選択肢もありだと考えられています。

「アラキドン酸は、過剰摂取をすると体に良くないと聞いたけど」 と不安に思う人も居るかもしれませんが、基本的には問題ありません。厚生労働省の医薬食品局安全部基準審査課が調査した結果、市販されているアラキドン酸のサプリメントで過剰摂取が心配になる量は、通常の11倍から25倍と分かりました。食事から入ってくるアラキドン酸を考えても、決められた量の6倍以上のサプリメントを飲まなければいけない計算になるだけです。

有名な食品メーカーから市販されているアラキドン酸入りサプリメントは1日に6粒と目安量が決まっています。単純に考えて1日に36粒以上のサプリメントを飲み続けなければ問題は出ないとされています。 さすがに、飲みませんよね? 「最近、頭の回転が悪くなった」 「昔のように頭が働かなくなった」 といった老化現象を感じたら、アラキドン酸入りのサプリメントを補うといいかもしれません。